土壌病害。
これを防ぐには、土壌内に生息する病害菌を農薬で殺菌する。
これで・・・この連作障害を防げない。
残留農薬の問題もある。
病気が出れば、その病原菌を殺せば良い!
そういう農業を行ってきた。
この考え方が、園芸にも、ラン栽培にも取り入れられてきた。

ラン栽培は、同じ鉢に2,3年植える。
ということは、鉢の中は連作である。
当然、ラン栽培鉢には連作障害が起こっている!
肥料を与えた鉢に丹は塩類濃度障害も起こりえる!
そういうことで、作物の連作障害とラン栽培は、同じ問題を抱えているのである。


西瓜の蔓枯れ病。
この病気が西瓜産地で大きな問題になっている。
新しい畑に移動することでこの病気から回避しているが・・・。
この蔓枯れ病は土壌病害菌で起こる。
この問題を育種で解決しようという試みがある。
アフリカの野生西瓜には、蔓枯れ病が出ないからである。
野生西瓜と現在の西瓜の品種を交配して、耐病性品種を作出するというものである。
本当に原種西瓜に・・この病気にかからないDNAがあるのか????
そういうことではなく・・・・・
原種の自生地は、炭素循環の材木腐朽菌が勝ち組みになっていて、
病害菌が負け組みになっているのではないか・・・・。
もし、そういうことであれば・・・宇井清太の発見したラン菌(材木腐朽菌)が、
連作障害の問題を解決できることになる。

ナス科植物の青枯れ病。
クレマチスの茎枯れ病。
瓜科植物の蔓割れ病、蔓枯れ病・・・・
イチゴの連作障害・・・。
SUGOI-neの炭素循環で解決できるかもしれない。
現在、ナス科植物で試験中である。



多くのランでは、SUGOI-ne栽培でナンプ病が発生しなくなった!
これは、鉢内がラン菌が勝ち組みのエリアになったからである。
自生地と同じになったからである。

SUGOI-ne栽培では、ラン菌を勝ち組みに継続的にするためには、
毎年、大きい鉢に植え替えて、新しいSUGOI-neを隙間に充填し、
ラン菌を元気に、新しいラン菌が繁殖するようにする。
SUGOI-neでも、2,3年植えっぱなしというのは、ラン菌も老化するから良くない。
自生地では、毎年、新しい枯れ葉が生まれ、これが、ラン菌の新たな栄養になって、
新しい菌糸が活動するからである。


新しい枯れ葉!
これが、ラン菌による炭素循環栽培法のキメテである。
SUGOI-ne栽培では、この理由で、毎年新しいSUGOI-neで植え替えれば、
素晴らしい生育になる。
このラン菌による炭素循環栽培法は、狭義のラン栽培の為の栽培法ではない。
農業の栽培法である。
したがって、ランの趣味の人は、SUGOI-neと水ゴケの比較栽培など行ってい
るが、
そんなレベルの栽培法ではない。

宇井清太が最も重要に考えたのが、現在の農法である。
現在の農業で最も問題になっているのが、収入増大を目的とした多肥栽培である。
当然、土地の疲弊と連作障害が起こる。
これが、アメリカでも、オーストラリア・・・穀物輸出国で起こっている。
日本の讃岐うどんの小麦粉は・・・讃岐で生産されているものではない。
オーストラリア・・・である。

宇井清太のラン菌発見。
SUGOI-neの開発。
この炭素循環が・・・・この農業の大問題を・・・・解決できるのではないか????
これが宇井清太の最も関心がある課題である。
なぜ連作障害が起こるのか・・・・
植物の自生地で・・・・連作障害など起こらない。
もし、簡単に原種に連作障害が起こるのであれば・・・・
同じ場所で同じ植物が自生地になっておれないからである。



作物で同じ場所に翌年植えられないものは多い。
なぜだ????
簡単に「ナス科」植物だからダメという。
なぜダメなのだ???
ナス科植物のナスもトマトもピーマンの原種も・・・・
自生地では同じ場所で何万年も自生してきた。
自生地では連作障害など起こらない!


連作障害
 畑地で同一作物またはナス科作物のように分類学上近縁な作物を連続して作付けすると、作物の生育が悪くなり、収量が減少することを連作障害という。古くは一般に忌地(いやち)といわれたが、最近ではもっぱら連作障害とよばれている。連作障害は野菜類で顕著で、生産の大きな隘路(あいろ)になっている。農林水産省野菜試験場の全国調査(1984)では、46種類の野菜について連作障害が認められ、その件数は880件に達し、その後も発生傾向に変化はみられない。その原因は病気によるものが多く、全体の72%を占めている。このほか土壌線虫その他害虫によるもの8%、カルシウムホウ素マグネシウムなどの微量要素欠乏、塩類濃度障害、湿害土壌物理性の悪化などによる生理障害が原因となっている場合が6%、原因不明なもの(病気らしいが確認できなかったものを含む)14%であった。病気は、フザリウム、リゾクトニア、バーティシリウムなど糸状菌の寄生によるほか、細菌、ウイルスの寄生が原因になっている場合もある。いずれも病原は土壌中に生存しており、一般に土壌病害とよばれている。連作障害の対策は、連作を避けることが基本となるが、原因が土壌病害の場合には土壌消毒を行うほか、生態的な防除法を組み合わせて被害を回避する。なお、水田につくる水稲は連作してもまったく連作障害はおこらない。

[ 執筆者:梶原敏宏 ]


連作障害と炭素循環
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